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気分気ままな読書覚え書き帳

ジェイクをさがして

2012/04/25 13:57 ジャンル: Category:読書の記録_国外作家ま行
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ジェイクをさがして (ハヤカワ文庫SF)

チャイナ・ミエヴィル/著 日暮雅通/ほか訳 ハヤカワSF文庫

<収録作品>
『ジェイクをさがして』『基礎』『ボールルーム』
『ロンドンにおける“ある出来事”の報告』『使い魔』『ある医学百科事典の一項目』
『細部に宿るもの』『仲介者』『もうひとつの空』
『飢餓の終わり』『あの季節がやってきた』『ジャック』
『鏡』『前線へ向かう道』

『前線へ向かう道』のみコミック。
すっきりしない結末が多いので、オチがちゃんとある話が好きなひとには合わなそう。
陰鬱で狂気と隣り合わせの物語ばかりなので、
そういう雰囲気が好きな人向けだろうか。

ルイザと女相続人の謎

2011/01/15 13:49 ジャンル: Category:読書の記録_国外作家ま行
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ルイザと女相続人の謎―名探偵オルコット〈1〉 (創元推理文庫)

アンナ・マクリーン/著 藤村裕美/訳 創元推理文庫

『若草物語』の作者が若かりし頃に体験した
事件を回想するという時代ミステリー。
謎解きはそれほど複雑ではないけど、
語り手のオルコットが親切に当時の時代背景を
都度説明してくれるので、
19世紀アメリカの社会風習が学べる。

解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯

2011/01/03 19:15 ジャンル: Category:読書の記録_国外作家ま行
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解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯

ウェンディ・ムーア/著 矢野真千子/訳 河出書房新社

近代外科医の父、ジョン・ハンターの伝記。
解剖オタクで医学はもとより珍しい生物を求めて
多数の剥製を作ったりして個人博物館までつくってしまった
相当時代の先を進んでしまった人物であった。
ドリトル先生やジキルとハイドのモデルというのも
内容を読むと納得だ。

村上龍自選小説集4

2010/12/16 13:41 ジャンル: Category:読書の記録_国外作家ま行
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村上龍自選小説集 (4)

村上龍/著 集英社

<収録作品>
『コインロッカー・ベイビーズ』
『昭和歌謡大全集』
『だいじょうぶマイ・フレンド』

『昭和歌謡大全集』以外は初読。

『コインロッカー・ベイビーズ』は、
昔最初の段階が気持ち悪く感じて読めなかったのを
再挑戦。
なんだろう、別に気持ち悪くはなかったな。
暴力的で猥雑だけどグロテスクとは今回読んで感じなかったな。
キクとハシの生き様は複雑だけどなぜか爽やかな所もあるし。
モデルがワニを飼っているというのは岡崎京子の漫画でもあったなあ。

『だいじょうぶマイ・フレンド』は何にも期待せず読んでたら
案外面白かった。ゴンジー・トロイメライて名前自体が笑えるし。
それに、クトゥール神話に絡んでたのが拾い物。

別れの顔

2010/10/08 14:42 ジャンル: Category:読書の記録_国外作家ま行
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ロス・マクドナルド/著 菊池光/訳 ハヤカワ・ミステリ文庫

約15年ぶりの再読。
家族の悲劇が実や親世代から始まっていたという事実。
悲劇のあぶり出しには感心するのだが、
一見無関係にみえた人物たちが
皆繋がっていたという流れ。
そんな世間が狭くて良いのかと読後思ったり。

初めてリーダーとなる人のコーチング -チームの力を引き出し、個人を活かす23章

2010/09/27 17:53 ジャンル: Category:読書の記録_国外作家ま行
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初めてリーダーとなる人のコーチング -チームの力を引き出し、個人を活かす23章

パトリック・J・マッケナ、デビッド・H・マイスター/著
伊豆原弓/訳 日経BP社

仕事本。専門職の現場リーダー向け本。
実践的で具体的な内容であり、難解度は相当低く読みやすい。
この本で書いてある通り現場の案件を減らさずに
マネジメントの仕事もしなくてはならない、と
いう現実には無理があるよなあと思う。

洋梨型の男

2009/10/28 17:06 ジャンル: Category:読書の記録_国外作家ま行
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洋梨形の男 (奇想コレクション)

ジョージ・R・R・マーティン/著 中村融/訳 河出書房新社

<収録作品>
『モンキー療法』『思い出のメロディー』『子供たちの肖像』
『終業時間』『洋梨型の男』『成立しないヴァリエーション』

奇想コレクションシリーズ最新刊。
ファンタジー、SFで定評ある著者であるが
本作収録作品は『成立しないヴァリエーション』以外は
ホラー作品ばかりである。
それも不条理(と私は感じた)な恐怖譚だったな。

夏の涯ての島

2009/05/09 13:46 ジャンル: Category:読書の記録_国外作家ま行
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イアン・R・マクラウド/著 浅倉久志・他/訳 早川書房

<収録作品>
『帰還』『わが家のサッカーボール』『チョップ・ガール』
『ドレイクの方程式に新しい光を』『夏の涯ての島』
『転落のイザベル』『息吹き苔』

日本オリジナル短篇集。
「老い」「孤独」「死」「病」等
ネガティブな題材が多いのにもかかわらず、
魅力ある美しい描写で書かれていて、
どれもが穏やかな読後感であった。
ちなみに、どの作品も通常世界と異なった設定世界の話。

ナチが愛した二重スパイ

2009/03/30 15:37 ジャンル: Category:読書の記録_国外作家ま行
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ベン・マッキンタイアー/著 高儀進/訳 白水社

「事実は小説より奇なり」がぴったりなノンフィクション。
平時では生来の犯罪者であったチャップマンが、
第二次大戦中、ひょんなことでナチのスパイとしてスカウトされる。
訓練を受けてイギリスへ戻されたのち、
イギリス側のスパイ(コードネーム「ジグザグ』)となり
二重スパイとしてドイツへ偽の情報を送るミッションを命じられると
スリリングな内容だった。
イギリスの一部がナチに占領されてたこと、
よって一部イギリス人も死の強制収容所へ送られていたという
歴史は今回の本で初めて知った。
(チャップマンもスパイにならねば送られるところだった。
また彼の友人は送られたため九死に一生を体験、
とうかこの友人の一生も凄い)

個人的に、チャップマンが偽の情報を送った内容の
一つである工場爆撃を本当にあったように
敵の目をも欺いたマジシャンの詳細も気になる。

愛という名の病

2009/03/10 11:27 ジャンル: Category:読書の記録_国外作家ま行
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パトリック・マグラア/著 宮脇孝雄/訳 河出書房新社

1930年代、第二次世界大戦突入直後のイギリス。
かつて愛した女性の思い出を、
女性の息子に語りかける文体で書かれた話。
恋愛小説風なのが、話が進むにつれ
語り手の歪みが徐々に滲み出て来て全く油断できず。

プロフィール

キイ

Author:キイ
個人的読書の記録がメイン。
「これ読んだよ」の覚え書き帳です。
週末更新。
ただし2009年より日付は読了日で設定してます。

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