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気分気ままな読書覚え書き帳

チャイルド44 (上)(下)

2012/03/30 14:09 ジャンル: Category:読書の記録_国外作家さ行
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チャイルド44 上巻 (新潮文庫) チャイルド44 下巻 (新潮文庫)

トム・ロブ・スミス/著 田口俊樹/訳 新潮文庫

ミステリ的には意外な犯人が……というあたりが
無茶すんな、という内容なのであるが
物語的には凄い内容。おそロシアというか世にも恐ろしい旧ソ連の歴史。
1950年代旧ソ連の恐怖政治もさることながら
1930年代初めにあったウクライナ大飢饉の凄まじさよ。
レオが陥れられて人間的感情をとり戻した後からが面白い。

飢えたピラニアと泳いでみた へんであぶない生きもの紀行

2012/03/27 14:06 ジャンル: Category:読書の記録_国外作家か行
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飢えたピラニアと泳いでみた へんであぶない生きもの紀行

リチャード・コニフ/著 長野敬、赤松眞紀/訳 青土社

生物系のライターの取材体験記。
なんとも魅力的な主題かつ話なのにも関わらず、読み辛さが難点。
所々馬耳東風ぎみ(繁忙期に読むんじゃなかったか?)。

バレエ・メカニック

2012/03/25 14:01 ジャンル: Category:読書の記録_国内作家た行
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バレエ・メカニック (想像力の文学)

津原泰水/著 早川書房

植物人間状態になった少女の頭の中のイメージが
東京中に溢れ出してパニックを起こす。
少女が主人公、というよりも
少女の父親、主治医がメインだな。
第一部はついてけたが、第二部以降が脱落しないようにやっと読めた感じ。

ぼくらのひみつ

2012/03/22 14:14 ジャンル: Category:読書の記録_国内作家は行
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ぼくらのひみつ (想像力の文学)

藤谷治/著 早川書房

2001年10月12日の金曜日の午前11時31 分の中でのみ
生活をする主人公。寝たり起きたり食事したりしているけど
時間は午前11時31 分のまま。
そして、なぜか麻袋みたいなものを背負っていて体から離れない……
と、不条理的な設定の物語。
設定は魅力的であるが、話のもっていきかたやオチがあまり腑に落ちなかった。

乙女の港

2012/03/20 14:07 ジャンル: Category:読書の記録_国内作家か行
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乙女の港 (実業之日本社文庫 - 少女の友コレクション)

川端康成/著 実業之日本社文庫

戦前の雑誌『少女の友』で連載されていた少女小説、
初の文庫化。ちゃんと中原淳一の挿絵なのが素晴らしい。
ミッションスクールの一年も書いているので
当時的にはお洒落な世界なのだろうなと思う。
女生徒どおしの恋愛もあり、
その三角関係の中心にいる三千子の成長物語でもある。

死体はみんな生きている

2012/03/19 15:02 ジャンル: Category:読書の記録_国外作家ら・わ行
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死体はみんな生きている

メアリー・ローチ/著 殿村直子/訳 NHK出版

日本と欧米との遺体に関する感覚の違いが
とてもよくわかる本。
アメリカでは献体された遺体が大学病院とかに行くのはともかく、
自動車事故に対する実験体になったりするとは。
内容は深刻ではなく方向としては「死体はヒーロー」というユーモア系なノリである。
人によっては不謹慎に感じるかもしれないが。
散骨は土には還らないらしく実はエコではないので
肥料にする方法について研究されているというのは現代的。

怖い絵 3

2012/03/18 14:55 ジャンル: Category:読書の記録_国内作家な行
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怖い絵3

中野京子/著 朝日出版社

いきなり3作目かつ完結巻から読んでみたり。
中野京子は、絵とその歴史背景についての着眼点がうまいなあ。

絵の知識だけではなく、あのキュリー夫人が元カヴァネスだったとか
ダ・ヴィンチは明治時代の日本ではマイナーだったとか
いう歴史知識も楽しい。

月光条例 第17巻

2012/03/16 14:08 ジャンル: Category:漫画の記録
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月光条例 17 (少年サンデーコミックス)

藤田和日郎 小学館

アラビアンナイトの世界は一旦休みで、
月光の過去らしい「センセイ編」収録。次の巻にも続くが。
「サクシャ」である「センセイ」の正体がここで明かされる。
見た目でなんとなくわかっていたけど予想通り。
確かに執行者もやっていそうだよな、あの人は。
そして、新たな女性キャラが登場するけど
この人も実際の人物がモデル(しかも40年前まで存命だったらしい)なんだよなあ、
凄いファンタジー設定入ってるけどいいのかな?
と思ったが、好意的な存在になりそうなのでありなのかもね。

楡家の人びと

2012/03/16 14:01 ジャンル: Category:読書の記録_国内作家か行
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楡家の人びと (1964年)

北杜夫/著 新潮社

著者の家族をモデルにした小説。
私小説風だけど、実際の斎藤茂吉等の年表と比較すると
所々異なる内容があるのでフィクション度が高め。
楡家って機能不全家族なんだけど、
描写が生き生きしていてるので結構面白かった。

銀牙 ―流れ星 銀― 全10巻

2012/03/11 13:54 ジャンル: Category:漫画の記録
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銀牙 1 ―流れ星 銀― (集英社文庫―コミック版)

高橋よしひろ 集英社漫画文庫

喋る犬漫画といえばコレ。
でも、1巻は人間対熊といった感じで犬は喋っていないが。

人食い熊赤カブトと犬たちの戦い。
実際の戦いよりも犬たちの仲間集めの話が大半だったりする。
熱い展開で昔のジャンプ漫画らしい。
文庫版の装丁だと、赤カブトは毎回いるので主役ぽく見えるぞ。

ところで、打ち切り第二部の八犬士編ってなんだったんだろう……という
くらいの無茶ぶりだなあ。

しろくまカフェ メロン味!

2012/03/10 19:25 ジャンル: Category:漫画の記録
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しろくまカフェ メロン味! (フラワーズコミックススペシャル)

ヒガアロハ 小学館

4巻目。4月からアニメ化。
予想通りグリズリーくんが表紙。ワイルド可愛い。
メロン味なのは予想外だったが。
3巻の番外編キャラも本編に出てきた。
人間キャラが増えてきすぎが気になる。半田くんの巻といっていい活躍だし。
もっと動物メインで話が進んで欲しい。

13番目の物語(上)(下)

2012/03/09 19:12 ジャンル: Category:読書の記録_国外作家さ行
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13番目の物語 上 13番目の物語 下

ダイアン・セッターフィールド/著 鈴木彩織/訳 NHK出版

ミステリ要素もあるが、トリックとしてはアレなので
謎解きを意識して読むのはおすすめできない。
物語としては最高なので、話の流れに身を委ねる感じだと
かなり話の中に入り込めるよ。
「双子」が物語の重要を閉めていて、
ヴァイダ・ウインターという著名作家の謎の生涯の物語がメインであるが、
彼女の伝記を書く事になった本業古書店勤務の
マーガレット自身の物語もよかった。

ねじれた文字、ねじれた路

2012/03/06 19:01 ジャンル: Category:読書の記録_国外作家は行
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ねじれた文字、ねじれた路 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

トム・フランクリン/著 伏見威蕃/訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ

「少年時代」ミシシッピバージョンだ。
ちょっとラストが甘いんでないか? とも思えるが
余韻がいい感じではあるのは事実。
ミシシッピではSはねじれた文字と言わせるのだね。

以下ネタバレ
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豹の眼

2012/03/03 13:24 ジャンル: Category:読書の記録_国内作家た行
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高垣眸/著 講談社少年倶楽部文庫

豹はジャガーと読ませる。1928年に発表された作品。
少年向け冒険小説だが、濃ゆい設定だなー。
主人公の杜夫ことモリーが
インカ大帝国の王族と日本軍人の血を引くとう設定からもうね。
また、白人対有色人種という図は時代的なものなのか。
いろいろと現代からみるとツッコミどころ多い部分はあるが、
戦前の小説という時代背景があるのと
話の勢いがすごいので、結構楽しめて読めるのであった。

ヨーロッパぶらりぶらり

2012/03/02 13:17 ジャンル: Category:読書の記録_国内作家や行
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ヨーロッパぶらりぶらり (ちくま文庫)

山下清/著 ちくま文庫

もう、昔やっていた芦屋雁之助のドラマのイメージが強い
裸の大将こと山下清。
そんな彼が画家として有名になってからのヨーロッパへ旅行記。
予想してたけどかなり自由というか独特な感性で書かれている。
絵は実はあまり好きではない(貼り絵はいいなと思う)けど文章は面白いなと思った。
ただ、だらだら文章なのですごく読むのに時間かかるが。

おさんぽ大王 第2、4巻

2012/03/01 18:13 ジャンル: Category:漫画の記録
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おさんぽ大王2巻 (ビームコミックス文庫) おさんぽ大王4 (ビームコミックス文庫)

須藤真澄 ビームコミックス文庫

単行本バージョンを処分してたが、読み直しがしたかったので
文庫版を購入。1と3がなかったので飛んでるけど、
一話完結なので問題なし。
単行本は最後の巻を読んでなかったので文庫4巻でオチが見られてよかった。
やっぱりあの場所が最終話だったのかと。

南の子供が夜いくところ

2012/03/01 17:01 ジャンル: Category:読書の記録_国内作家た行
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南の子供が夜いくところ

恒川光太郎/著 角川書店

<収録作品>
『南の子供が夜いくところ』『紫焔樹の島』『十字路のピンクの廟』
『雲の眠る海』『蛸漁師』『まどろみのティユルさん』
『夜の果樹園』

タイトルどおり南のとある島での
不思議な出来事を書いた連作短篇集。
展開が予想できず楽しかった。

プロフィール

キイ

Author:キイ
個人的読書の記録がメイン。
「これ読んだよ」の覚え書き帳です。
週末更新。
ただし2009年より日付は読了日で設定してます。

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